農業電化協会
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出版物・機関誌「農業電化」
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出版物③低温利用を中心とした新しい農産物流通技術

出版物③低温利用を中心とした新しい農産物流通技術

 

  • 体裁:A5判 縦型  192ページ
  • 発刊年月:1991年2月
  • 価格:2,200円 (税込) 
  • 送料:390円(一冊分・税込)

 

 

【詳細】

▽概要(序にかえてより抜粋)

 農産物流通技術の専門家は、徐々に増えているとはいえ、流通を産地から市場までのすべてについての専門家は、まだいないともいえるし、またそれを一貫して独りで書いた本もまだ出ていない。農業分野の人にとっては、新しく取り組む機器や技術は、従来の知識分野とはまったく異なっているために、本質的なところでの理解は、なかなか容易なものではなく、また産業界、とくに発達した技術レベルや、組織あるいはシステムを持っている業界の人にとって、農産物はまったく異質なものであり、理解し難い要素をいまだに多分に残している分野である。
こうして見ると、このテーマにも、まだ伝え切っていない情報や知識があり、まとめ方次第では、まだ有用な情報があるかも知れないと考え、この書籍出版の目的ともしようと考えたのである。
 

 

▽構成 

著者:初谷誠一

1. 流通の変化と技術の進歩
1.1 流通技術とは何か
1.2 流通のしくみと変化
1.3 鮮度保持流通のニーズ―消費者嗜好の変化
1.4 流通技術の進歩に伴う新しい言葉・新しい概念
2. 鮮度保持対策としての青果物流通技術の進歩
2.1 予冷の普及と効果
2.2 低温貯蔵
3. その他の流通技術
3.1 選果機と選果技術
3.2 包装における鮮度保持
3.3 輸送関係
4. 卸売市場での鮮度保持
4.1 市場での鮮度保持対策の必要性
4.2 予冷品・低温貯蔵品取扱施設の現状
5. 青果物流通技術の今後の展開と課題
5.1 鮮度保持対策はどこまで必要か
5.2 今後の技術開発課題